林檎271個分収穫中

・ミラとの親密度会話で「もうすぐ母の日」という会話があるので、時期的には春…？

それくらいしか時間軸を知れる要素が無いし、異世界なので文化が違うかもしれないし、そもそも今作はゲーム内で何日でも経過させられるので意味はないかもしれないんですけど……

→普通に吉田さんの誕生日聞く過程でガッツリ話してたな　「初夏」「暖かい、暑いくらい」と考えるとやっぱり5月かなあ……

→最も舞台が北半球に位置する国のどれかである場合なら……ですけど……

・DH堂から本部に戻っても回復をしないので、コーラルが戦闘不能状態のままログアウトするとその瞬間ゲームオーバーになります(1敗)その他にもえんどろとは違ってフィールド罠で戦闘不能になるので、場合によっては鼠で死ぬし、もしかしたら床罠でも死ぬかもしれない

ゲームオーバーといえば、トゥルー2の中枢のアレで全滅したら何かしらイベントがあるのだろうか……ツクール2000の仕様で全滅後にイベントを挟めるか分からない……無いとは思うけど………………

→ありませんでした。致命傷で済んだ

・ミノニヨでいう自覚居残りED、えんどろでいう崩壊ED、しらほしでいう優勝逃しED……という、「現状維持」エンドがとても好きなのだけど、このゲームにそんなものはない

まあTOWERの中に居続けるのが幸せか？と言われればそんなことは無いのと、みんなで出られればみんなと一緒に……とはいかないけどみんな元気に暮らせるので……(ホンマか？)

真の安寧が欲しければおまけ部屋に引きこもるんだな……

・えんどろはアレでもパーティに入っていた住民たちが直接危害を与えてくることはない(突然精神攻撃してくることはある)けど、このゲームは……

・前回記事で書き損ねたんですけど、正直一番腑に落ちる？しっくりくる？バランスのいいエンディングって「escape」だと思うんですよねえ……

勿論一番好きなのはトゥルー1ですよ私はハピエン厨なので……ただあのエンディングは、シューニャがコーラルの真意を分かってくれる上で、HANOI達がコーラルを恨むことはなく、でもストレス値が上がりきったコーラルが逃げたいと思うのも必然で……何より一番最後の情緒ある終わり方がとても……好みです(結局好みじゃねえか！)

……うん　でもHANOI達が恨んでないとは言い切れないよなあ　分からないし……後悔したかもしれないし……あの時ちゃんとHANOIは「監察官を降りたら自分たちは破棄される」って忠告してくれたしなあ……その後実際にそんな事態になっちゃって　何を思った？なあ　アダムス……

・今までの作品は全部主人公が未成年だったけど、今回は成人男性だからかEDで女の子達と軒並みイイ感じになってニッッコニコしちゃうな……何なら男達ともイイ感じになるけどな……

まるでギャルゲーだあと思いながらウフフ……としてたんですけど、でもよく考えたら「HANOI達にも人間と同じように恋愛感情が灯る」っていう、これも一種の主張なのかもしれないね

・スウィーティースリープの皆(？？？)の台詞、全員分見て大体意図が分かりました　まあ要するに「こいつはこんなこと言わない、と何故言い切れる？」という話ですねえ　今までの話を聞いてるとまず言わないだろ　という事を……

そして対応した子が戦闘不能になるという　一体どういう意味なのだろう……怪電波か～

ゲーム全体見ても彼らの悩みや辛さっていうのは一貫してるから「絶対言わないだろ！！！！！！」て言えなくはないけど……まあ真実は本人のみぞ知るってやつですねえ

にしても何というか　オルタというか2Pというか　ああいう存在大好きなので理解した後はニコニコしちゃったナ……

気になるのはクレヨンの口調だなあ　他のキャラはキャメロンすら喋り方に変化は無かったけど彼女だけああなのって……アレもしかして声帯潰される前の思考回路なのでは……

あと後からの気づきなんですけどこっちは清掃員さんもちゃんと対応したイベントあるんですね　ちょっとうれしい…

・トゥルー2　2週目のまとめ

2週目になると流石に理性がギリ保ててました

それでも初めて飴チャン台詞見た時毎回ギャハーッ！ｗつって大声上げましたけど……

ていうか飴サ「仲間」の皆に食べさせるのかと思ったけどそうじゃなくて「敵」の皆に差し出す方だったのね　そっか……そんなんサ……いやそういう反応返ってくるに決まってるだろ……

……あと親密度で会話変わるって””マジ””ですか？今回アダムスローランドクレヨンD他Fで行ったんですけど……もしかして全員Cにしてから挑むと全然具合変わる？いやクソキツいやつじゃんソレ　ﾋﾝ……

やはり一貫して「この道じゃなくてもいいだろ…！」と思わずにはいられないんですよねえどうしても　私個人の気持ちとしてHANOI達に傾倒しすぎてるせい……バグのみんなたちに薄情なのかもしれない

皮肉なことに達成感と虚脱感が凄まじいんですよねえこっちの方が……もう何もかも全部消えちゃったもんね

あとやっぱりTOWER計画が頓挫して、HANOI達……数字の者たちに対しての扱いを見直すきっかけになった……もっと言えばHANOI達の扱いが良くなった所で、でもさあ……本部No.102に召集されてた10人のHANOIは……？彼彼女らは……？ねえ……？と思ってしまう　どうしてもね

マクロに物事を見るということができない　どうしても何度も一緒に戦って一緒に過ごして仲良くなったみんなのことを幸せにしたいと思ってしまう　人間だからね

そしてみんなのことを幸せにできる未来を見てしまっているが故に、本当にこっちの選択を取る事に抵抗を感じてしまう　ま何を言おうとトゥルー2を見ましたとか言ってる時点で所詮ゲームのプレイヤーの戯言っちゃそうなんだけどネ……

全体通してキャラクターの一貫性がかなり強固なものだからこそ成せる業だと思うんですけど、トゥルー1と2の対比が凄まじいですよねえ

キャシーの「夢」とか　ナナシの今際とか　ミラの家族に対する羨望とか　他にもいろいろ……

得られたかもしれない幸せが、解決できたかもしれない問題がべとついてこびりついて離れないまま消えていく　ハァ……

とはいえだ　コーラルが苦しみ殺されていくエネミー達に心を痛めシューニャ側に付いた時点で、既にHANOI達はどう足掻いても殺されていた訳だな　クソッ本社…本社がよ…

外部から見れば、コーラルに上手にご機嫌取りできなかったというか……その気にさせてしまった時点で使えない産廃扱いなのかな？

HANOI達に全滅させられた後の事を考えると本当に気が……気が気でない　シューニャ達は少なくとも力を失い目的を果たせないまま消されるだろうし、コーラルだってバーチャル上で死ぬと最悪現実でも死、そうでなくても強いショックを受けるらしいし

HANOIに至ってはサ……殺すまでする気は無い子が殆どのハズなんだよ……引き留めたかった、ただの敵じゃなかった存在の監察官を殺してしまって　いやそんなん絶対廃棄じゃない？人間に対する高い敵対意識と殺意持ちで危険と判断されて　それまでに殺されたHANOIは殺されてるし　ていうか言葉の端々で察せられるけど結局阻止に成功しても廃棄なんだろ！？！？ウーン最悪！ｗ

しかし改めて見るとホントにさあ　みんな……格好いいんだよ　格好いいし凄まじいんだよ　生きざまと死にざまが……

個人的にフィクションの実在しない人物が一番輝くのは今際の瞬間であるという持論があるんですけどま～～～～　例に漏れないね　そりゃそうだ……

ジョルジュの時も思ったし、エンディング全体に言えることですけど、「憎んでもらいたい、恨んでもらいたい、罰を与えてもらいたい」と思う事は結局甘え、自己満足の陶酔でもあるんだよなあ、というきもち

だってさあ　憎みたくなかったはずだよ彼らは…………　……

甘えというのはね、そう思う事もだけど、そうしてもらいたいのならコーラルはもっと非道のふりをするべきなんじゃないのか？という　できないよね優しいもんね……その先は地獄だぞ……

えんどろは罪の自覚がなかった所からだったけど、結局最終的に「恨まれないたび辛くなる」ってところに行きつくのは一緒だなあ　というかそうか……コーラルさんも同じ……

ラスボスが01なのって最初やった時はもう彼しか残ってないからなのか？と思ってたけど後から考えると01って唯一本社と直接繋がっている存在……だからカナ！？といった感じですね　乱暴に言えば本社の差し金

だからシューニャルートでは最後の最後に本社の作ったデカい壁として立ちはだかるし、ハノイルートでは本社に見捨てられシューニャサイドに小細工を仕掛けられた使い捨てのコマとして立ちはだかる　ウ～～ン不憫

個人的に主人公を倒すためだけに強化していく段階で気がおかしくなっていく敵キャラに畏怖を覚えるので彼に対しても　ンンーッ！てなりましたね……戦闘自体が展開として王道を行ってたのでダメージはそれほどでもなかったんですが

しかし全体通して見ることができるプレイヤ～視点では「本部～～！！！！！怒」てならざるを得ないですし　DH堂とは是非仲良くなりたいもんなんですけどねえ　でもコーラルさんが監察官である限りは協力関係になれなさそうなのが辛いねえ

夜の木の管理人さんってもしかして本社のちょっと偉めの人とかじゃない？実は……

いやホントにDH堂だってHANOI達をそんなに邪険に扱ってない様子だしさ～～もっといい道があったかもしれないのにナ……まあ「あったかもしれない」とか考えるのは無駄だな

TOWER崩壊の危機に際して、シューニャを匿って結果的にコーラル達を危機に追いやってしまったという点に置いて謝罪されるの、何だか関係性のややこしさを感じますねえ……まあイベント全部見終わった後なので多少信用されている上での対応だと思うんですけどね

まさかとは思うけど何もイベントこなさなかったら対応変わる……？あーそうかそもそもコーラルが管理人たち呼び戻さなかったら管理人たちあそこでバタバタしてないよな　変わるんだろうなあ……ウーンマジか……今度やってみよ……

・シューニャルート行った時途中から「絶対TOWERを……この世界を抹消してやる　俺は本気だ　絶対にだ　もう後戻りできない」て思ってたんですけど、よく考えたらシューニャ自体の思考と全く同じだった事に気づいて感情が虚無になったよ　おとうさんを2度も融解しなければならなかった事も　友達まで融解した時も

最終的に全部押しなべて0と1になってしまって　そこにはシューニャの欠片も清掃員たちの欠片もあればHANOI達の欠片だってあるんだよなあ

それに「心あるところに霊がいる」のであれば心あった者たちも化けて出る事くらいできそうだよね

・生きてるつもりで　役割背負わされて　感情だけが芽生えて　解放を望む数字達

我々も　我々の意思で生きていると　思っていたのは勘違いで　TOWER of HANOIをプレイするという　役割を背負わされた　数字なのかもしれない

・清掃員さんとハノイルート

アー……途中退場するとは思っていたけどこんな形なのか…………

キツいなあ　こっちだともう完全に清掃員さんを復活させたのコーラルのエゴでしかないもんな

しかし清掃員さんはどこまで行ってもいい人だったな……消えたいくらい辛い思いをしても尚最後までコーラルの事を責めず……

ここでもコーラルは責められない辛さに苦しんでたのかなあ

DH堂のアレコレを見るにゴミ箱に入れられたデータは暗く薄ら寒い墓地のような場所で沢山の死体に囲まれ存在し続ける……みたいな感じらしいけど　清掃員さん……

・清掃員Ⅱラストバトル

ヒーッ!!!清掃員さんのことについて触れてきたーッ!!!!!!!!勘弁してくれ

Ⅱは一体何を思ったのだろう……清掃員さんを復活させたことを知って……

本来そこまで憎む必要はない事にうっすら気づいていたけど、それでもシューニャの目的を達するためには観察チームと敵対をする必要がある訳で……言い聞かせているようにも見えたなあ……

・01と崩壊本部

3週目、もはや嬉々として死体を本人達に見せに行ってしまったんですけどシンディちゃんだけは本気で申し訳なくなった　いや普通""そう""だよな……大変申し訳ない　だ　だってアダムスがあんな反応するから……(責任転嫁)

殺された人形達は最初も最初収集されて間もない頃の彼らを模した物なんですかねえ

しかし01マ～～～ジで可哀想だな……形としてはT1でもT2でもそれぞれコーラルにとっての敵サイドに利用されたっていう……ね

しかも両方ともHANOIとHANOIに親し気な監察官への嫉妬・敵対心に漬け込まれるっていう……何故マニュアルに感情を作った！言え！！

最もハノイルートの方はシューニャに大なり小なり影響受けたせいもありますねコレ　とはいえ苦々しい感情が濃く強く出たのがあの事件なだけであって少なくとも煮え切らない気持ちはデフォルトでずっと抱えてた訳でしょ　ウーン01は一体どうしたら救われたんだ……

・シューニャ

シューニャ……(space amamori)

自身の存在によって周りの者たちの感情が増幅し、役目に苦しみ融解を求めるようになる……それなんてマッチポンプ？シューニャ自身自覚していないその性質が無ければシューニャも全てを哀れみ全てを融解しようだなんて思わなかったのだろうか……

もっと言えばつまりシューニャ自身はウイルスとして動作しているつもりは一切なくただ数字達の救済の為に動いている、と自覚しているだけであって……もっと他の何かにそういう風に植え付けられている可能性もあるってことか？

そもそもシューニャが生まれた元になる原初のウイルスは何だったのだろう、バグではなくウイルスって事は他から持ち込まれたモノとも捉えられるけど……DH堂？それとも……？

→この可能性、アダムスが示唆してたのに後から気づいてマジでビビり散らかしました　他の子でも同じ事言うのかな…

感情を増幅させ強くさせるって性質、どっちのルートにしてもコーラルにも大きく影響してると思うんだけど、ま～アレですよね「流されやすい」コーラルと扇動しやすいシューニャはも～～相性がバカクソ良い……いや悪い？ですよね……

・私感

コレ自分の話なんですけど、例えばあるキャラクターの境遇が良くない時、場合によって「可哀想！！！幸せにしたい！！！優しくしなきゃいけない！！！しろ！！！世界…」って思う時と「可哀想……いっそ一思いに消し去ってしまおう……俺の手で……死は救済……」って思う時があるんですよ

このゲームだとモロ前者がHANOI達で後者がバグ達なんですよね　つまりそういうことです……

・4週目まとめ

全員親密度をCにした上でトゥルー2を見に行きました

攻略上の話をすると実は戦闘数としては道中エンカ全部倒しても全然余裕があったくらいだったんですね　第一の塔跡地やDH堂ロッカーも全部攻略した上で

料理や困り事など、親密度以外のストレスマイナスイベントは一個も触らなかったんですけど、ただプレイして見てみた感じだと、「ちゃんとHANOIとも関わっていたけどそれでもTOWER内の数字達の事が気になってストレス抱えていた」みたいなコーラルになりました

トゥルー2としてはむしろこっちが正しいのかな、という気持ちになりましたね……ある意味一種のRP的な感じで

しかしやっぱり予感してたんですけど、Cまで行っちゃうと「なんでここで裏切ったァ！？？？？？？！！！！！！！？！？？！？？！？？」っていう展開、なりがちですね(…)

親密度会話、Cを読むと「ここで裏切るのかぁ……」と思い、Bを読むと「いやここまで来たら裏切れないよな……」と思う事が多かったりします　明確な転換期というか、壁が打ち砕かれる境目がここなんですね　だからこそのこの条件か

追加台詞、やっぱり今までしてきた会話の内容を汲んだ話が本当にキツい　メッチャクチャキツい　キャメロンのが一番深くまで刺さった

ノロイちゃんに関してなんですけど、手紙を諦めた後のアレだっただけに、全てを諦め憎んでいたらどうしよう……と思っていたので、その点では少しだけ安心しました

アダムスもなあ……僕たちが駄目なら他の人に相談しようって言ったの誰だよってな……

とはいえ3回目ともなるとねもうね　2回目の時点でマッピングをしていたのでね　攻略面では心配ないですよもう　二度と使うかこんな地図

感傷マゾ的性質を持つので(「感傷マゾ」の使いかたが合っているかどうかは分からない)そろそろ悦に入っては二次創作できそうなくらい元気にプレイできました　いい事ですか？これは

あと個人的にクレヨンちゃんの最期の笑い方は、「ピエロは　ないたら　いけないんだよ」系統の笑いな気がします　真実はもう誰にも分からないけどね……

・コーラルとシューニャ　リターンズ

トゥルー2に入る過程でやっぱり引っ掛かるのが「どうしてもHANOI達は助けられなかったんか？」という事ですよねえ　コーラルがシューニャに協力するのは決定事項としても

シューニャが自身に不可視フィルターが掛けられていることを自覚してないのであれば、時間が無いからコーラルにはあの場でどちらか選んでもらう必要があった、とか

既にウイルスの影響でコーラルはTOWERからログアウトすることができず、どちらにせよHANOIを捨てるかシューニャと敵対するかしか選択肢がなかった、とか

シューニャの「周囲の者の感情を増幅させる性質」がコーラルに固い決意を決めさせ何が何でも自分の手で道を切り開かなければならないと思い込ませた、とか

いずれにせよあのイベント自体がコーラルに何かしらの覚悟を決めて貰うためのやり取りだった訳で、曖昧な答えを返すようであったらシューニャサイドは捨て置かなかった可能性もありますねえ

・私感その2

全てを恐れず正直に言うと

清掃員・Ⅱ・IVの三人ってシューニャから見ても遅かれ早かれ「監察官とHANOI達に倒されて融解し容量とする」存在だったし、現実問題本人達もそれを望んでいた訳じゃないですか

シューニャ自身も融解を救済だと信じていて、それ故のプランだった訳ですが、じゃあ何故彼らとの別れを惜しむのか……という　これはもうどうしても理屈じゃなくて感情の問題だと思うんですけどね

もしもシューニャが主人公だったとしたらプレイヤーとしてはオイしっかりしろ！目的を果たせ！って言ってたと思う　もしもシューニャが主人公だったとしたらの話ですけど……
最もその辺りは融解後第二の塔では完全に克服していた訳ですが　いくらでも残酷になれる、ね

そう思うと徹頭徹尾弱音一つ吐くことの無かったトゥルー2のコーラルが凄くもあり　でも心配でもあり……

だからトゥルー2の誰も望んでなかった一部の展開より、トゥルー1のシューニャが大なり小なり覚悟をしていた展開でありシューニャ自身が良かったと言える展開のほうがまだ心の負担は軽いんだよな……という話ですね

そりゃ全員が全ての苦しみから解放されて笑顔で過ごせることが一番に決まってますけど　それどんなおまけ部屋？ご都合展開が過ぎるので……